国内のPerlハッカー達が既に書評を公開しているが、彼らの評する通り素晴らしい一冊である。
原稿をPODで書いたというのもまた、Perlハッカーらしい。
上述の通り、書評なんぞかいてもX番煎じなので、読んだ後のオイラ自身のコードに与(えた|るであろう)影響をサクッと羅列してみます。
オブジェクトシステム
従来 Class::Accessor::(Fast|Lvalue::Fast)
以降 Moose
やっとMoose::Roleを理解できた><
Moose自体に契約プログラミングの概念が取り入れられていて、非常に堅牢なコードを書けそう。
あと、無駄なテスト書かなくてよくなるんだから、そりゃ使いますわ。
外部アプリとの連携
従来 shを叩く
以降 XSをまず検討してみる
パフォーマンスがね。段違いなんですね。
で、マルチプラットフォームも視野に入ると、ほぼ一択なんじゃないかと。
テスト
従来 最近は、テストとコードを並行して書くようにしていた。(若干テスト先行で)
以降 Mooseの偉大さを知り、無駄な型テストを省略できるようになった。
テストコードを書く工数を減せたのは大きい。
ベンチマーク
従来 たまにしか取ってませんでした><
以降 ちゃんとベンチとります;;
処理の回数を減らすことが、処理速度向上の方法として効果が高い。
当たり前のことだけど、これ、言われるまであまり視野に無かったです;;
まあでも、memcachedやmemoize導入するのも、結局「マシンをうまくサボらせる為」に他なら無いんだよね。
他にも細かく影響を与えられてるかも。
とにかく、自分の席に常備することにしましたとさ。