サービスを提供する上で不可欠な事柄として、以下のものが挙げられよう。
・企画
サービスの根幹となる発想や決まり事、利用者からの要望を取り入れたアイデア等を用意する。
・開発
企画から挙げられたアイデアや決まり事を形にする。
・広報
サービスの存在や特長を宣伝する。
・運営
利用者からの要望、質問、クレーム等の窓口となる。
・運用
サービスを安定稼働させる。
大抵は、これらの他に会計が加えられるのだろうが、会計はサービスに直接関与しないので、割愛する。
これらの内、どれか1つでもおざなりにしてしまう様では、サービスにとって致命的な問題となる。以下、想定される状況を挙げてみた。
・企画がダメな場合。
・よくわからないサービスになる。
・使いづらいサービスになる。
・開発がダメな場合。
・使いづらいサービスになる。
・サービスの質が悪くなる(レスポンスが悪い、見た目が酷い等)。
・広報がダメな場合。
・利用者数が伸びない=流行らない。
・何故か悪評が付き、悪評だけが独り歩きしだす。
・運営がダメな場合。
・利用者からのクレームが殺到。最終的に利用者が激減する。
・よくわからないサービスになる。
・悪評が付き、他に運営しているサービスにも悪影響を及ぼす。
・運用がダメな場合。
・不安定なサービスになる。
・サービスの質が悪くなる(レスポンスが悪い、見た目が酷い等)。
最近よく見かけるパターンは、運営と運用がよろしくないというものだ。
というのも、(ここで会計が絡んでくるのだが)経営サイドが運営や運用にあまり投資したがらないのが大きな理由の1つのようだ。
実際、運営や運用というのは、一見生産性が無いように見える。しかし、これらはサービスを維持する上で致命的な役割を担っているのだ。いわば、運営・運用している時点で、失う予定の利益を確保しているわけだ。
是非サービスを提供する側の方々には、骨太な運営・運用を検討していただきたいものだ。
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