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2009-01-20

[視点]もっとチケットという言葉を浸透させないか?

バグに至るまでの道のり - がるの健忘録を見て、切に思った。

まず「実装バグなのか?」という部分で、大抵の心ない人非人*2が予想しているよりも多くのハードルがあったりします。

(中略)

*2:えと…it(それ)とか呼んでみるのはどうかしらん? きっと彼らは「ITかぁそうかぁ俺たちが代表なんだなぁ」とか都合良く勘違いしてくれそうですしw。えと…「ITな人たち」「ITな方々」とかいう言い方?w


ここでいうITな方々に相当しそうな人たちって、概ね「開発者より権力のある、開発者ではない人」に相当するとおもう。仮にそうだとすると、潜在的にはかなり多くの人たちが該当する。

で、彼らが開発者に「バグだ」と言って持ってくるものって、大抵「バグかもしれない事象の報告」だったりするわけで。でも、「バグ」って言葉は認知され、発音しやすく、しかも衝撃的なので、皆こぞって「バグだ!」と言い続ける。
# 理由はもっと他にあるかもしれないけど、体験上よくあるパターンとして。

言うだけの人からすれば、まあそれで良いんだろうけど、「バグ」を出したとされる開発者からすれば、これは堪ったものではない。何が堪らんのかというと、バグかどうか分からん事象までバグ扱いされて、全部自身の責任にされ兼ねない。こりゃつらい。下手すると次の日から音信不通になるかもしれない。

開発者や「ITな方々」を含め、いろんな人が不機嫌になるくらいなら、最初から「バグ」なんて言葉を不用意に使わなければ良いだけの話だと思う。

「バグかもしれない事象の報告」や「修正要望」は、「バグ」ではなくて「チケット」ですぜ。

チケットについては、第3回:チケットドリブン開発でバグ削減!に詳しく説明があります。

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